2011年2月23日水曜日
フリーダ直筆の手紙も見れる!:オアハカ切手博物館 MUFI Museo de Filatelia de Oaxaca
わたしの母は学生時代に切手収集をしていたらしく、それが整理されたファイルが3冊ほど実家にある。
そういえば、小学生のときにそのファイルを眺めるのが好きだったな…
なんて記憶を思い出させてくれたのがオアハカにあるこの博物館:Museo de Filatelia de Oaxacaです。
科学技術がこれ以上どうにか発達しようとも、ポストに届く友人・知人や家族からの“手紙”の価値って絶対に変わらないし下がることはないのでしょうね。自分宛に書かれた言葉が時と距離を経てやって来ることは、無条件で人間の情緒に訴えるものがありますもの。
で、そんなお手紙やカードに添付された切手も、そんなロマンをかき立てる要素のひとつ。
メキシコ国内や世界中の切手、著名人の手紙、またはそれらにまつわるものを所蔵、展示している博物館です。
1月に訪れたときは、メキシコ独立と革命時代の切手と絵はがきなどの展示が行われていました。
↑オアハカ出身・初代メキシコ大統領:Benito Juaréz(右)と左の女性(おそらく歴史上重要な方)の顔を機織りしてるイラストがお気に入り。
敷地としてはそれほど広くないと思うのですが、小さな展示スペースが点在していたり、図書館やショップもすてきな雰囲気だしてます。しかし、とりわけ中庭がまたステキなことになっていた〜。奥にあった庭の周りにはオフィスの個人部屋がいくつかあったけど、こんな環境で仕事に従事できるなんて…芸術に関わる人間にとっては環境づくりも大切ってことですね。
以前紹介したCaSaやEl Pochoteもそうですけど、オアハカ中心地っていろんな側面(建築空間、グラフィックなど)から見てセンス良い(私的に好みという意味)文化施設がひと際多いです。しかもほとんど入館無料だったり。
あと、El Jolgorio CULTURAというオアハカ中心地の美術館や博物館やアートイベント情報などが載ったフリー小冊子が街のカフェや美術館などに置いてあって、これも情報収集にとても便利です(スペイン語のみだけど)。
Museo de Filatelia de Oaxaca
月曜休館 10:00-20:00 入館無料
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