オオトモマキからの “超個人的” 情報発信トポス

布は傍らで語る〜

脳の襞を増やすべく、この度ボケ防止的に新たにスタートです。旧「布は傍らで語る」ブログ(2009.10~2010.05)もやってました。
昨今は日本←↓↑→メキシコ行ったり来たり。
超私的な好みでアンテナにひっかっかったメキシコや日本の物事柄を綴っていければと目論んでます。

*ここに紹介されている情報(展覧会やイベント情報、はたまた所在地など)は、月日とともに、知らぬ間に、中止や変更があるかもしれません。
ですので、お出掛けの際には今いち度ご自身で情報確認されることをおすすめしまっす!

2011年2月13日日曜日

メキシコ人類学・歴史学教養チャンネル INAH TV


http://www.youtube.com/user/INAHTV

メキシコ国立人類学・歴史学研究所、Youtubeでチャンネルを持っていたのですね。
試しに「Los Pueblos Indígenas Hoy」シリーズの「Arte y Artesanía」に人類学者(特に手工芸品)Marta Turokさんが出演してたので視聴してみました。

何だか不思議なセットをバックにMartaさんが進行するディスカッションの後半、話題はメキシコ手工芸の変化について。Martaさんがパネラーのひとりにcaracol purúpula:貝紫(染料となる液体が取れる貝)について質問すると、80年代に日本人グループがやって来て貝紫から染料を搾取しまくり、さらにその後貝を海に戻さず太陽のもとに投げっぱなしにしたことで貝紫が死に減り、当時の影響が今でも回復せず…貝紫はとても希少な生物となり、染料としても希少で高価なものになってしまったと。
Martaさんがこの件について憤慨しているという話を聞いたことがあったのですが、パネラーに質問を投げかけた際の彼女の口調からすると…やっぱりとっても怒っていますって雰囲気だった。

メキシコのある地域の生態系に、取り返しのつかない悪事をしてしまった日本人…
高尚な色とされているその紫に目がくらみ、周りが見えていなかったのでしょうね。
面目ないです…

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