オオトモマキからの “超個人的” 情報発信トポス

布は傍らで語る〜

脳の襞を増やすべく、この度ボケ防止的に新たにスタートです。旧「布は傍らで語る」ブログ(2009.10~2010.05)もやってました。
昨今は日本←↓↑→メキシコ行ったり来たり。
超私的な好みでアンテナにひっかっかったメキシコや日本の物事柄を綴っていければと目論んでます。

*ここに紹介されている情報(展覧会やイベント情報、はたまた所在地など)は、月日とともに、知らぬ間に、中止や変更があるかもしれません。
ですので、お出掛けの際には今いち度ご自身で情報確認されることをおすすめしまっす!

2011年1月27日木曜日

都会の喧噪を忘れるひととき El Museo Experimental El Eco


もはやメキシコのオシャレですてきな美術館・博物館・カルチャーセンター等を紹介する率が高い気がしますが…
メキシコにもまだまだかっちょいい場所があるのよ、とアピールできていることを信じてこれからもレポートしていきます。

El Museo Experimental El Eco
実験的美術館:エル・エコ

たまたま前回の展示でXilitlaのLas Pozasをモチーフにした映像作品があったこともあり、その機会に足を運ぶ。
メキシコシティAv.InsurgentesとReforma交差点の近くに建つ小規模の美術館ですが、ここもまた建築的に特徴そして魅力を持っていました。


アラジンの開けゴマ!的イメージを彷彿する入口扉(トップ画像)を入ると、奥に展示スペースが2部屋あります。私が訪問の際は広いスペースではLas Pozasの映像作品、小さなスペースでは常設展としてこの美術館の歴史や関わりを持ったアーティストや建築家などの情報展示。2F展示スペースではOmar Barquetというメキシコ人アーティストのインスタレーションやグラフィック作品の展示。


この美術館はMathias Goeritzという建築家の代表的作品で、日本にも多くのファンを持つLuis Barragánと共にサテリテ・タワーを制作した人物のひとりです。いわゆるあの時代の “モダン” と呼ばれる空気がぷんぷん漂う空間です。白黒の壁面にド黄色がまた効いてますね。
バラガン建築の特徴に似た “静寂” を持つ空間で、シティの喧噪を忘れさせてくれるなかなかの美術館でした。

ああ、また建築についての感想になってしまった…。
メキシコではまだ展示されているアート作品自体でガツンとくる出会いがないような気がするな〜。


El Museo Experimental El Eco
月曜休館 11:00~18:00 入館無料

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