2011年3月29日火曜日
こういうときこそ見えてくるもの
「がんばれ〜」や「負けるな〜」といったすこし違和感を感じるスローガンがメディアによって日本中をうめつくしているのではないか…なんて想像してしまうメキシコにいる私。もちろんメディアを通してしか今回のことを知らない私。
いまだかつて日本の現状をここまで気にしたことはないのでは…っていうくらいにニュースを見たりテレビを見たり誰かのブログを読んでみたりな数週間。メキシコに在るこの身は日本の “ある歴史” を未経験なんだぁと思い、しかしその一方で自分はニホンジンなんだとアイデンティティが強くなっている気もして、以前より日本が愛おしいのです。
そういえば、小学校時代に児童会長(生徒会長)をしていた。年間活動のひとつに募金活動があって、「世界の恵まれない子どもたちに〜」って演説したり、募金箱を持って登校時間に校庭に立って叫んだりしたな…なんていまとなってはちょっと痛く苦い思い出が蘇ってきたりもして。
そんな私はメキシコシティでの「義援金バザー」に関わることがいまの私にできること、というか、いまのわたしがやりたいと思えたこと、こういう形での関わり方がしっくりきたのであります。25日、26日のバザーは想像以上に盛況。
藤原新也が地震後、めきめきとパワーアップしていくのを見ているのがうれしい。
http://www.fujiwarashinya.com/talk/index.php
不安や混乱でいろんなことが “平静” ではないようなこういうときこそ、また見えて来る姿があるのだと思う。
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