オオトモマキからの “超個人的” 情報発信トポス

布は傍らで語る〜

脳の襞を増やすべく、この度ボケ防止的に新たにスタートです。旧「布は傍らで語る」ブログ(2009.10~2010.05)もやってました。
昨今は日本←↓↑→メキシコ行ったり来たり。
超私的な好みでアンテナにひっかっかったメキシコや日本の物事柄を綴っていければと目論んでます。

*ここに紹介されている情報(展覧会やイベント情報、はたまた所在地など)は、月日とともに、知らぬ間に、中止や変更があるかもしれません。
ですので、お出掛けの際には今いち度ご自身で情報確認されることをおすすめしまっす!

2010年12月16日木曜日

白く・まぶしく・かっこよく、生まれ変わった現代美術館 Museo Universitario del Chopo


ああ、またお気に入りの美術館がひとつ増えました。
実際その場所に身を置き、事前情報での想像を越えた時に訪れる感動と興奮。どれだけ二次元的情報が発達したとしても、現実にその場を体感することにはかなわないですね、やっぱり。
もちろん想像が現実を越えてがっくりさせられることも多々あるけれど。

今回そんなことを改めて感じさせられたのは Museo Universitario del Chopo という現代美術館です。
企画展のひとつに松井みどりさんがキュレーションした展示が現在やっているとの情報をゲット!今回初めて行って来たのですが、展示作品がうんぬんというよりも美術館の建築空間にほれぼれしてしまったのです。ああ、スタイリッシュ。しかしどこかノスタルジー。
館内撮影禁止だったため、ネット上での画像を拝借しつつ紹介。


どうやら、もともとは1902年に展示場空間として建築された建物で、土台はかなり古いようです。が、2006年から改装工事を経て、今年2010年5月に再オープンしたてのピカピカ美術館だった!ということは行ってから知ったのでした。
1階フロアは四方が吹き抜けになっていてかなり開放的な展示空間。しかも、磨りガラスの大きな窓から自然光が入ってきて心地よい明るさです。


2階、3階フロアにギャラリーがあり、こちらの空間もいい感じです。現在は2階では近代から現代メキシコ絵画の企画展示。3階では松井みどりさんキュレーションの日本若手現代美術作家数名の絵画、インスタレーション、映像作品が企画展示されています。

ギャラリーの他にもMacが並ぶインフォメーションコーナーがあったのですが何やらまだ機能していない様子。
1階にはミュージアムショップ、地下1階にはカフェテリアの表記もありましたが、共にまだオープンしてない…。
むむむ、このあたりの付属施設もしっかりすればもっと集客があるんのでは…と心配してみる。滞在1時間半の間に私の他にお客さん4人しか見なかったしな。
ミュージアムショップ好きな私としては是非に早期のオープンを期待します。


こちら、UNAM(メキシコ国立自治大学:ラテンアメリカ最大規模の総合大学)管理の美術館のひとつ。かつてはMuseo de Historia Natural (自然歴史博物館) としても使用されていた空間。
現在は美術展示の他にも演劇や音楽コンサートやワークショップも開催されてるようです。
あと同時期に、これまた日本人の「紙ロボ」アーティストTomohiro Yasuiさんの展示も。
この美術館、ちょうど日本ずいてる時期だったのかしら。


松井みどりキュレーション:
Jardín de Invierno.
El micropop en el arte contemporáneo japonés

2010年12月8日 — 2011年3月2日

Museo Universitario del Chopo
Dr. Enrique Gonzales Martinez 10, Col. Santa Maria la Ribera
*メトロ、メトロバスRevoluciónから徒歩5分
月曜休館:10:00-19:00
入館料:一般30ペソ、学生15ペソ

1 件のコメント:

  1. マキさん、マキさん、ここわたしも行きました!でも美術展示ではなく、映画をみに…。紙ロボはガンダムかと思ったけど、ちょっと違ったみたい?人の入り具合もよろしく、わたしもたいそう気に入りました。映画のラインナップもなかなかいい!

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