オオトモマキからの “超個人的” 情報発信トポス

布は傍らで語る〜

脳の襞を増やすべく、この度ボケ防止的に新たにスタートです。旧「布は傍らで語る」ブログ(2009.10~2010.05)もやってました。
昨今は日本←↓↑→メキシコ行ったり来たり。
超私的な好みでアンテナにひっかっかったメキシコや日本の物事柄を綴っていければと目論んでます。

*ここに紹介されている情報(展覧会やイベント情報、はたまた所在地など)は、月日とともに、知らぬ間に、中止や変更があるかもしれません。
ですので、お出掛けの際には今いち度ご自身で情報確認されることをおすすめしまっす!

2010年12月10日金曜日

うらやましすぎる旅人生 〜兼高かおる旅の資料館レポート Museo de Los Viajes de KAORU KANETAKA


ひさびさの投稿にもかかわらず…今年の夏に訪れた日本・淡路島『兼高かおる旅の資料館』についてです。
メキシコと無関係かと思いきや、意外にもありしたよ、おもしろネタが。


この資料館を知るまで兼高かおる氏については全く存じてなかったのですが、旅・旅・旅の人生のようで実にうらやましい限りです。そんな150ヶ国以上を旅してきた彼女が収集した民族・民俗品の数々や、取材時の写真などが展示されているのがこの資料館です。それらの展示物はさほどおもしろくなくて、一見よくある資料館としてスルーしてしまうお客さんがほとんどかと思うのですが、私的にはつっこみどころ満載でした。


当然、メキシコも旅されてたようですが…その時の写真が衝撃的すぎます。
マヤ文明遺跡でもっとも有名なツェツェン・イツァーのチャックモールに同じ様な格好して横たわってます。チャックモールとは生け贄の心臓を神にささげるために置いていた台なんですけど…しかもレプリカじゃなくてオリジナルなんじゃないかな、これ。時代なんでしょうね、今こんなことしたらすごく怒られるだろうな。そして、ビジャエルモサにあるオルメカ文明の巨大人頭像の横で記念撮影する兼高さん。なぜか左方向を指差し、より目です。なんでしょうこのポーズ。
他の国々での取材写真も一筋縄ではいかないレポーターぶりを発揮していました。兼高さんの人柄なのか、取材の演出なのかは謎ですが、おそらくチャーミングな方で純粋に世界の国々を楽しみたいっていうエネルギーに満ちている方なのではないかと勝手に想像。


資料館入ってすぐ、ジャングルでの取材風景と編集作業をする兼高さんを人形で再現したコーナーがあるのですが、それもすごい。なぜこの風景を再現したのかが謎です。加えて、資料館終盤に設置されている映像コーナー。昭和時代の人々が思い描いていた“未来”の映像装置ということでしょうか…無駄にまん丸なものが6台設置されていて、見たい国のボタンをポチッと押すとその国の紹介映像が流れるという、いたって普通です。この装置、i-Padと交換したら現状より電気代かからないとか…と考えてみる。個人的にはこのドラえもんみたいな丸いかんじをこれからも維持していってほしいですけど。
いいなーこの時が止まってる感。

さて、この資料館は淡路ワールドパークONOKOROというテーマパーク内にあるのですが、この資料館以外にも不思議なものがいっぱいでした。


「遺跡の世界」、シュールなメキシコの戦士の像と巨大人頭像発見です。この2つ、そういえば伊豆シャボテン公園にもあった気がします。
他にも世界の歴史的建築物のミニチュアや、遊園地的な乗物もいくつか。しかし、奥の小山でヘリコプター1台がやたら離着陸を繰り返しているので緊急事態かなにかかと観察していたのですが、どうやらここ、ヘリ遊覧を体験できるらしいです。10分くらいのミニ遊覧ですが体験しなかったのがいまさら悔やまれます…。

どういうタイミングでか、兼高さんが今年に入っていろいろメディアにもでているらしいので。
http://natalie.mu/owarai/news/41818
上品なおばあさまという感じですが、いまでも旅を続けているそうです。
このバイタリティ見習わせていただきまっす。
あ、ONOKOROパークも家族ずれが多く、いたってピースフルな空気が流れてました。淡路島に行かれた際はぜひ。

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